ギプス固定について 【茅ヶ崎市のチガサキ整骨院が解説】
ギプス固定について
①ギプスとは?
骨折や靭帯損傷等の怪我をした際に、怪我をした患部が動かない様に外から固定・保護をして安静を保つ為に用いられる包帯材料、包帯法の略称をギプスといいます。私達接骨院もギプスを巻きますが、「ギプスなき所に整形外科はない」と称される程に私達怪我を扱う医療従事者にとっては欠かせない重要なものとなっています。
怪我をした時の治療の基本は患部の安静を保つ事であり、特にそれは骨折や重度の捻挫においては必須といえます。また怪我の基本は早期治療となりますので、骨折ではまずその安静と固定をする事に優先順位がおかれます(折れた骨を近づける整復操作はここでは一旦別とします)。その際には様々な方法で患部の固定を行う事が必要となりますが、応急処置でギプスを巻く事が出来ない場合では木や傘を使用し固定を行う事もある程です。それほど早期の固定が必要になります。骨折部の離れ具合いにより手術の時間が変わったり、手術適応になるのかならないのかが変わってしまうからです。
固定には大きく2種類あり、鋼線やネジ等の金属で身体の中で直接的に固定する方法を内固定、ギプス等で皮膚の外から固定する方法を外固定といいます。
私達が普段行っているギプスや包帯による固定は全て外固定に分類されています。
またギプスにも様々な種類があり元々の石膏ギプス(硫酸カルシウムの粉末)や、プラスチック製のギプス、最近では3Dプリンターを駆使したギプスも登場している程です。
ギプスには適切な装着期間があります。患者様が自身で外したりしてしまう事もあるのですが、せっかくしっかりと固定している患部が再び不安定な状態となり、患部の再生が不十分なままになってしまう場合もあります。
また装着したまま無理に動かしたりして不自然な圧迫が加わってしまうと、循環障害や神経麻痺等の原因となり、重篤な後遺症を残してしまう可能性もあります。
以下にギプス使用時の注意点を載せさせて頂きますので、ご参考にして頂けると良いかと思います。
●ギプスは無理に自分自身で外したりしないで下さい。
●装着の範囲もしっかりと決められているので、自分自身で切った短くしたりしないで下さい。
●基本的にはギプスは濡らさないで下さい。
●基本的にギプスは汚さない事。砂や砂利は特に注意して下さい。
●痒くなった時に無理をして孫の手を入れたりしてかかないで下さい。中で折れたりしてしまったり、外せなくなってしまっては一大事です。
痒くなったらすぐにご連絡下さい。
●手が冷たくなる感じやピリピリとした感じを覚えたらすぐにご連絡下さい。
●足に付けたギプスの場合、走ったりジャンプはしないして下さい。
骨折や靭帯損傷において早期にしっかりと固定をして安静を保つ事。怪我の患部に対して適切な範囲で、適切な固定肢位で、適切な固定材料を選択し、適切な固定を行う事。そして説明と固定によるリスク管理を私達と患者様お互いにしっかりと行う事。
これが早期改善への近道であり、その為の最も大事な手段の一つがギプスとなります。
私達もギプス固定の研修を行い、患者様の怪我に対して適切な固定・処置が出来る様に日々励んでおります。ご安心してご相談下さい。
②ギプスに適応する症状やお悩み
骨折、重度の靭帯損傷、TFCC損傷、膝の靭帯損傷、ド・ケルバン病
③ギプスで解決できるお悩み
骨折の転位防止
患部の安静と固定
しっかりとした骨折の予後が望める
怪我の早期改善
捻挫の再負傷防止
スムーズなリハビリへの移行
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