運動再開に向けて
皆さんこんにちは。
緊急事態宣言が開けて1ヵ月。部活動やクラブチーム・サークル活動、スクール等も再開し本格的な活動が増えてきましたね。
活動再開もあり、当院には連日ケガをされた患者さんが来院されています。
そこで今回のテーマは「運動再開時の注意点」について。
今回の様に長期間休んだ後、またこれから運動を始めようという方にも当てはまるのですが、その時の注意点について書いていきたいと思います。
目次
①運動再開時に一番気をつけなければいけない事とは
② 筋力と柔軟性どちらが大事?
③ 柔軟性にはストレッチ
④ 運動再開時の注意点のまとめ!!
① 運動再開時に一番気をつけなければいけない事とは?
一番気をつけなければいけない事は、『身体は衰えている』としっかり認識してから始める事です。実はこれがとても重要になります。
前回のブログでは2週間運動をしないだけで1/3もの筋力が失われてしまうという事を書きました。人の身体は使わないとどんどん衰えてしまうという事ですね。
久しぶりに運動を再開すると、以前の動けていた時、運動をしていた時の感覚で運動を始めてしまいます。
しかし実際には身体が全然動かない・・・
現実と過去との『差』が大ければ大きい程、『脳や身体のバランスが崩れて』しまい、結果ケガに繋がってしまいます。
絶対に避けなければいけないのは、大きなケガをして再び運動を休んでしまうという事ですよね。
② 筋力と柔軟性どちらが大事?
久しぶりに運動を再開する時に重要なのはどちらかというと、これは『柔軟性』になります。
同時にケガの予防として重要になるのも『柔軟性』です。
筋力の低下も問題となりますが、柔軟性の低下の方がリスクとしては大きくなります。
筋肉の伸び縮みが十分に出来ないと、筋肉のポンプが働かずそれだけ疲労が溜まり易くなります。また伸び縮み出来ない分、力を上手く発揮する事も難しくなります。
そして筋肉や関節の柔軟性が無いと、どこかで無理をして身体を動かす事になってしまいます。
疲労が溜まりやすく、力を上手く発揮出来ず、無理をして使ってしまう。
この状態で身体を動かす事で、身体には余計な力やストレスが加わり、それが限界を迎えた時にケガが発生してしまう可能性があります。
余談ですが小さな子供を思い浮かべてみてください。
身体における水分量や筋肉量の違いという点もありますが、とにかくとても柔らかいですよね。
筋肉や関節が柔らかいので、身体を無理なく十分に使う事が出来る為、子供達がケガをする事は稀になります。
とても活発な子供でも、「幼稚園児で肉離れ」など殆ど聞いた事が無いと思います。それぐらい、柔軟性は大事という事ですね。
③柔軟性にはストレッチ
ストレッチと言っても全身しっかりと行う事はとても大変です。
そこで大事なポイントとなる下半身のストレッチをいくつかご紹介したいと思います。
太もも前(大腿四頭筋)のストレッチ
太もも裏(ハムストリング)のストレッチ
ふくらはぎのストレッチ
それぞれ1回につき20~30秒。反動をつけずにじっくりと伸ばしてもらえると効果が出てくると思います。
④運動再開時の注意点のまとめ!!
・運動再開時は身体が衰えていると認識する。
・避けなければいけない事は、ケガをしてしまう事。
・筋力低下よりも柔軟性低下がケガに繋がりやすい。
・柔軟性の向上はストレッチ。
・運動でよく使う下半身のストレッチを行う。
・ストレッチは1回20~30秒。
反動を付けずに行う。
それでは皆様、ケガに気をつけて、運動や活動を楽しんでくださいね。
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