ストレッチの種類
こんにちは。
たちばな通り整骨院です。
先日患者さんよりこの様な質問を頂きました。
『ストレッチは運動前と後どちらにした方が良いんですか?』
という訳で今回のテーマは
『ストレッチの種類』
について説明していきたいと思います。
目次
①ストレッチは大きく3種類
②運動前にはダイナミックストレッチ
③運動後にはスタティックストレッチ
④ストレッチは場面に応じた使い分けが重要
⑤ストレッチの種類のまとめ
①ストレッチは大きく3種類
ストレッチには大きく3つ種類があります。
1:スタティックストレッチ
2:バリスティックストレッチ
3:ダイナミックストレッチ
1:スタティックストレッチ
同じ姿勢をキープし、じっくりと筋肉を伸ばすストレッチがスタティックストレッチです。皆さんがイメージする『いわゆるストレッチ』がスタティックストレッチ(静的ストレッチ)になります。
スタティックストレッチのメイン効果は『柔軟性の向上』です。筋肉の緊張をやわらげ、血流を良くし、身体の疲労やダルさを改善するストレッチになります。
2:バリスティックストレッチ
反動を付けて行うストレッチがバリスティックストレッチです。『グッグッ』と行うストレッチと表現するとイメージがつきやすいかもしれないですね。
反動をつけて行うストレッチの為、スタティックストレッチよりもより筋肉を伸ばし易いですが、その反面反動を付けて伸ばす為、筋肉や腱を痛めやすいという特徴も合わせ持ちます。
どちらかというと余りおススメしないストレッチと言えるかと思います。
3:ダイナミックストレッチ
身体を動かしながら筋肉を伸ばしていくのがダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)です。代表的な所でいうと『ラジオ体操』がこれにあたります。
身体を動かしながら行うストレッチの為、筋肉が伸びやすくなるだけではなく、心拍数も上がり身体も温まる効果が得られるストレッチになります。
②運動前にはダイナミックストレッチ
昔は運動前後どちらもスタティックストレッチを行う事が主流でした。運動前にスタティックストレッチを行い、ケガの予防をするというものです。
しかし最近の研究で運動前のスタティックストレッチにケガを防ぐ効果は無いという事が判明し、代わりに行うものがダイナミックストレッチになります。
その理由としまして『動的柔軟性』が関係してきます。身体を動かす事で得られるものを『動的柔軟性』と呼ぶのですが、スタティックストレッチでは筋肉の柔軟性は向上しますが、『動的柔軟性は低下』してしまい、かえってケガの発生を高めてしまう可能性がある為です。
運動前にはダイナミックストレッチを行い、『動的柔軟性』を出していく事が重要になります。
③運動後にはスタティックストレッチ
運動後はスタティックストレッチです。
疲労し緊張が強くなった筋肉を回復させる為に、じっくりと筋肉を伸ばし心身共に緊張を解きリラックスして行う事が重要となります。
時間もじっくりと時間をかけて行う事が重要です。パッパッと行って終わらせるのではなく、1回につき30秒、全身じっくりと伸ばしていけると良いですね。
④ストレッチは場面に応じた使い分けが重要
先程もお伝えしましたが、運動前にはダイナミックストレッチ、運動後にはスタティックストレッチを行います。
これはとても重要ですので改めて書かせて頂きました。間違ったストレッチを行うとケガのリスクが高まるだけではなく、パフォーマンスの低下にも繋がってしまいます。
そしてこれは普段の練習から当てはまります。普段から間違ったストレッチを行い練習を続けていると、身体はその状態が普通と間違った認識をしてしまいます。
本当はもっと発揮出来るはずの実力が間違ったストレッチによっていつの間にか実力が出せなくなってしまっている。知らず知らずのうちにパフォーマンスが低下してしまっている。これはとても勿体ない事だと思います。
ストレッチの種類を理解し、ストレッチにかける時間を練習の中に用意して、日々しっかりとストレッチを行っていく事が重要ですね。
⑤ストレッチの種類のまとめ
・ストレッチは大きく3種類。
・スタティックストレッチ、バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチの3つ。
・運動前にはダイナミックストレッチ。
・運動後にはスタティックストレッチ。
・バリスティックストレッチは余りおススメしない。
・ストレッチを行うタイミングが物凄く重要。
・ストレッチにかける時間も物凄く重要。
・雑に適当に行わない。
スポーツだけではなく、日常生活の中にもストレッチを習慣として盛り込んでいけるといいですね!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
たちばな通り整骨院
藤沢市鵠沼橘1-1-15 2F
JR東海道線・小田急線・江ノ電藤沢駅徒歩3分 江ノ電石上駅徒歩7分
月~金曜日 9:30~13:00/15:00~19:30
土曜日 9:00~14:00
日曜日・水曜日・祝祭日は休診
Tel:0466-24-8577
お問い合わせはお電話、ライン、メールにて承ります
対応エリア
藤沢、本鵠沼、鵠沼海岸、江ノ島、辻堂、茅ヶ崎、大船、鎌倉、藤沢駅、江ノ電、小田急線、東海道線、横浜、平塚、湘南、湘南台、長後、藤沢本町
対応
健康保険、労災、自賠責保険、ギックリ腰、ムチウチ、酸素カプセル、交通事故治療、寝違え、捻挫、骨折、産後の骨盤矯正、マタニティマッサージ、骨盤矯正
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇