土踏まず(アーチ)について 【茅ヶ崎市のチガサキ整骨院が解説】
『土踏まず』
➀ 土踏まずの役割
人が二足歩行で歩く時には、体重+足を地面に下ろす時の加速度が地面から衝撃となり最初に足裏に届きます。この時に重要な働きをしているのが土踏まずで、土踏まずは『地面から伝わる衝撃を和らげる』役割を担っています。
土踏まずとはその名の通り足裏の中で土を踏まない箇所=地面と接していない窪んでいる所を指し、そしてこの窪みは足の『アーチ構造』によって作られています。
足のアーチ構造がある事で衝撃を和らげる事が出来ますが、逆にアーチが無い人(=偏平足)は衝撃を和らげられず強い衝撃を受けてしまい、様々な症状を引き起こしやすくなります。
土踏まずの役割はその他にも『足の骨の保護』『バランス能力サポート』『姿勢維持のサポート』などがあり、その中でメインの役割が『地面から伝わる衝撃を和らげる』になります。
➁ 足裏の3つのアーチ
足裏には内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチと全部で3つのアーチが存在し、内側縦アーチがいわゆる土踏まずを作っています。
内側縦アーチは『地面から伝わる衝撃を和らげる』役割、外側縦アーチは身体を支える役割、横アーチは足趾が地面をしっかり捉える事を補助する役割をもっており、3つのアーチがある事で身体を機能的構造的にサポートしています。
※足裏の横アーチは文献により前横アーチ、後横アーチと別れていて合計のアーチが4つと表記されている場合もあります。
➂ 土踏まずが崩れる事によるデメリット
土踏まずが崩れる理由としては、固い地面を歩く事による足裏の過度な負担、足に合っていない靴を履く事、歩く機会の減少による足裏の筋力の衰えなどがあります。
土踏まずが崩れると大人では易疲労感、足底筋膜炎、外反母趾、腰痛といった症状を引き起こしやすくなります。
子供では症状が引き起こされる事は少なく、上記の土踏まずが崩れる原因となる事を繰り返し『土踏まずが作られなくなる』事が大きな問題となりますが、近年は子供もハードにスポーツを行うようになり偏平足が原因で出る症状が子供でもみられるようになりました。症状の出現を予防するためにも小さい時に土踏まず作っておく事が重用と考えます。
➃ 土踏まずを作るために
土踏まずを作るには子供の時にいかに足を使わせていたかが大事になり、ここで『裸足』が関係してきます。
以前のブログでもお伝えしましたが裸足で動く事で自然と足全体や足趾を使うようになり、足裏の筋力が発達し結果土踏まず(足のアーチ)が作られます。
また裸足で動く事は身体機能の発達、運動神経の発達、感覚能力の発達など身体にとって重要な様々な機能の発達に繋がるため、やはり可能な限り裸足で動く事が良いかと考えます。
幼少期に土踏まずが作られないまま大人になった場合では、タオルギャザー等のエクササイズで筋肉の機能を補い、インソールで構造のサポートを行うのが基本的な対応となります。大人は土踏まずを作り直すというよりも、土踏まずの機能を補っていくという意識の方が強いですね。
タオルギャザーのやり方は下の画像を参考にしてください。
➄ 土踏まずのまとめ
・土踏まずのメインの役割は地面から伝わる衝撃を和らげる事。
・足のアーチは3つ。
・土踏まず=内側縦アーチ
・土踏まずが無いと足の負担が増えてケガや障害に繋がりやすくなる。
・幼少期に裸足で動く事が土踏まずの形成に繋がる。
・偏平足の場合は、タオルギャザーで筋肉を補う。
・インソールでの補助も重要。
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