投球時の肩の痛み リトルリーガーズショルダーについて 【茅ヶ崎市のチガサキ整骨院が解説】
Little Leaguer’s Shoulder(リトルリーガーズショルダー)について
①リトルリーガーズショルダーとは?
・骨端閉鎖前の投球における障害の総称
・上腕骨近位骨端線障害といわれる。
・野球、バレーボール、テニスなどのオーバーヘッドスポーツで見られる。投手が一番
多くみられる。
・性差:男性>女性
・年齢:11〜17才 (小・中学生)
・しっかりとした処置を行えば予後は良好も、無理をすると成長障害をきたす。
②リトルリーガーズショルダーの症状
・エコー検査やレントゲンで観察
・手を挙げると肩が痛い
・投げると痛い
・痛みの出現のきっかけがわからないことがある。気付いたら痛みがある。(明確な外力がない)
・骨端線部の押す痛み
・腫れや熱感がない
③リトルリーガーズショルダーの原因
・投球過多
・不良フォーム
・柔軟性の低下(肩、下半身)
・レイトコッキング期からフォロースルー期に好発
・肘下がり
④類似する怪我
・肩板損傷
・インピンジメント症候群
・上腕二頭筋長頭腱炎
⑤治療方法
・痛みが消失するまで投球禁止
・1〜2ヶ月もしくは、6ヶ月程度復帰にかかることがある(損傷の程度による)
・股関節を中心とした下半身の柔軟性の獲得
・体幹機能の向上
・姿勢・バランス力の向上
・負担の少ないフォームへ
・肩以外のトレーニングが必要
・投球制限 4年生以下50球(連投禁止) 小学生70球(連投105まで)
中学生80球(連投120まで)
・痛みの治療→シャドウ→山なりキャッチボール→ライナーキャッチボール
・超音波治療、高電圧治療器、M C R
治療方針としては、肩の痛みの治療をしているうちに、体幹機能や体の柔軟性、肺活量や心拍のトレーニングを行う必要がある。
このような損傷は、投球の力、スイングの強い子に後発するため、この時期の体幹トレーニングや下半身の能力の向上は今後の負傷の予防にもなり、パフォーマンスの向上にもつながる。
茅ヶ崎駅徒歩4分のチガサキ整骨院では、スイングや投球時の怪我のスポーツ整体や体幹トレーニングを指導しています。茅ヶ崎市で人気の整骨院をお探しならチガサキ整骨院。スポーツの痛みや怪我は当院へご相談ください!
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